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彼の秘密
第12章 憂鬱
「そっか・・・本当は俺すごい何だろう。
嫌悪感じゃないだけど、俺は無理だなって思った。
なんていうかこう、男同士なわけだし普通じゃないから」

「そう、それならそれでいいんじゃない?
別にそう思うことは悪いことじゃない。
なんで、そう暗い顔してるの?」

「なんでって」
俺はいやだって思ってたのに自分がその立場になったときに、自分のことだけ棚に上げるのは違う。
「考えを変えることも時には必要だよ。
開き直るって言うと聞こえが悪いけど、まぁそういうことでもいいんじゃない?」

「・・・」

「まだ考えがまとまらないなら考えててもいいけど、そういうのは早めに結論出さないと後がつらくなるから、それだけは忘れないでね。
相談には乗るよ。
ミヤちゃんたちを待たせてるからじゃね」

いろいろ考えてるっていうか同じところでループしてるんだろうなぁ。
俺的にはトオのためにも早めに答えて欲しいんだけど。
やっぱ、結果はわかっててもね
トオに何か買っていこうかな・・・多分お節介だっていって突き放すんだろうけどね。
「あ、ミヤちゃん?待っててね今向かうから・・・えぇ?また喧嘩したの?!
まったく、でマッツンは?
・・・はいはい、俺が後で家に送ってく。」

本当、俺の周りは世話の焼ける人ばっか。
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