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彼の秘密
第12章 憂鬱
神室に手を引かれながら路地を出た。
「ねぇ神室、なんであんなところにいたの?」
「え、そりゃあ。いつものやつ。
変な輩に突っかかれてさ。で、ぱぱっとやっつけてあるいおてたら変な声が聞こえたから
興味本位で見に行ったら、あら、おどろきー。しずー!と思って
あ、因みに俺がしずにキスしたこと誰にも話しちゃだめだよ?」
「え、それはもちろんだよ。」
「じゃないと、殺されそう俺。」
「あ、でも今は大丈夫じゃないかな」
神室は俺の手を離して、側にあったベンチに腰を下ろして椅子を叩いた。
座れってことか。
「ねぇ・・・まぁこれは俺が言うことではないとは思うんだけど。
喧嘩ってそう嫌なもんじゃないよ?
喧嘩してるっていうのは、互いに本気の気持ちをぶつけてるってことなんだからさ。
もっと前向きに考えてみてもいいんじゃない?」
「神室は雅たちのことを聞いたときどう思ったの?」
「えー、あんまりというか何も思わなかった。
確かに、ね?戸惑ったよ。だって兄弟なんだもん。
法律とかは気にしなさいよって思った。
けどそれ以外は何も」
「ねぇ神室、なんであんなところにいたの?」
「え、そりゃあ。いつものやつ。
変な輩に突っかかれてさ。で、ぱぱっとやっつけてあるいおてたら変な声が聞こえたから
興味本位で見に行ったら、あら、おどろきー。しずー!と思って
あ、因みに俺がしずにキスしたこと誰にも話しちゃだめだよ?」
「え、それはもちろんだよ。」
「じゃないと、殺されそう俺。」
「あ、でも今は大丈夫じゃないかな」
神室は俺の手を離して、側にあったベンチに腰を下ろして椅子を叩いた。
座れってことか。
「ねぇ・・・まぁこれは俺が言うことではないとは思うんだけど。
喧嘩ってそう嫌なもんじゃないよ?
喧嘩してるっていうのは、互いに本気の気持ちをぶつけてるってことなんだからさ。
もっと前向きに考えてみてもいいんじゃない?」
「神室は雅たちのことを聞いたときどう思ったの?」
「えー、あんまりというか何も思わなかった。
確かに、ね?戸惑ったよ。だって兄弟なんだもん。
法律とかは気にしなさいよって思った。
けどそれ以外は何も」