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彼の秘密
第16章 新しい関係
また時間は巻き戻り
「もう落ち着いたから大丈夫」
「ん、そう?なら俺も部活戻るねー」
ぱっとくるんでた腕を離して手をヒラヒラさせる
今まで詰めてた距離が一気に離れた
こいつのこの距離感はありがたい
離れすぎず近すぎず頼れる位置にいる辺りがすごく良い
「じゃあ、なんかすまん。手間かけさせた」
「いいよいいよ、世話するの好きなだけだから。
じゃあねー。
あ、今回のお礼は俺の好きなものを奢ってね。じゃ、」
「う、え・・・行っちまった」
まぁ、今回は大分助かったからいいけど
「承諾くらいさせろよなぁ」
教室に戻り机の横に引っ掻けてる鞄を取ろうとしたら、誰かの机の上に置いてあったノートが引っ掛かり落としてしまった。
それを拾って机に戻そうとしたらそのタイミングで誰か入ってきた
「そ、それ・・・あー、私のばかぁ」
「あ、これ氷室さんの?」
俺が聞けば彼女は顔を赤く染めて頭を下げた
「そ、そうよ。あなたは私の秘密を知ってしまった。
お願いだから他人にバラさないで下さい。
謝るから貴方達をネタにしてすみません」
「あ、あの俺見てないよ?秘密、ネタにする?って何?」
「あ、あ~、早とちりだったわけね。
ま、ゴホン、いいわここまで話してしまったら気になるわよね、そうよね?
そのノートを見ればわかるわ」
彼女は顔を赤らめながらも俺が拾ったノートを指差す。
まぁ、許可でたから見ても良いのだろう
ぱらぱらとノートをめくった
「う、お・・・ぉう」
とても見てはいけないものを見てしまった
「そう、私の秘密はbl小説を書くこと。もちろん趣味よ」
「もう落ち着いたから大丈夫」
「ん、そう?なら俺も部活戻るねー」
ぱっとくるんでた腕を離して手をヒラヒラさせる
今まで詰めてた距離が一気に離れた
こいつのこの距離感はありがたい
離れすぎず近すぎず頼れる位置にいる辺りがすごく良い
「じゃあ、なんかすまん。手間かけさせた」
「いいよいいよ、世話するの好きなだけだから。
じゃあねー。
あ、今回のお礼は俺の好きなものを奢ってね。じゃ、」
「う、え・・・行っちまった」
まぁ、今回は大分助かったからいいけど
「承諾くらいさせろよなぁ」
教室に戻り机の横に引っ掻けてる鞄を取ろうとしたら、誰かの机の上に置いてあったノートが引っ掛かり落としてしまった。
それを拾って机に戻そうとしたらそのタイミングで誰か入ってきた
「そ、それ・・・あー、私のばかぁ」
「あ、これ氷室さんの?」
俺が聞けば彼女は顔を赤く染めて頭を下げた
「そ、そうよ。あなたは私の秘密を知ってしまった。
お願いだから他人にバラさないで下さい。
謝るから貴方達をネタにしてすみません」
「あ、あの俺見てないよ?秘密、ネタにする?って何?」
「あ、あ~、早とちりだったわけね。
ま、ゴホン、いいわここまで話してしまったら気になるわよね、そうよね?
そのノートを見ればわかるわ」
彼女は顔を赤らめながらも俺が拾ったノートを指差す。
まぁ、許可でたから見ても良いのだろう
ぱらぱらとノートをめくった
「う、お・・・ぉう」
とても見てはいけないものを見てしまった
「そう、私の秘密はbl小説を書くこと。もちろん趣味よ」