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彼の秘密
第7章 雫の家
ぴぴぴぴぴ ぴぴぴぴぴ
携帯のアラームで起きた雫はむくりと起き上がり、ベッドの上でぼーとしていた。
・・・昨日は先輩が家に来てて俺は風邪をひいてて・・・そうだ、熱計ろう。
とベッドからおりドアノブに手をかけ引いた。
すると眼の前に先輩が立っていた。
「・・・うわぁ!!」
「うわ、びっくりした。」
「な、なんでここにいるんですか?」
「あ、いや部屋を貸してもらってたんだけど手洗いに行きたくなっちゃって。それで、部屋に戻るついでに雫の部屋のぞいてみようかなって」
「なんで、そこで俺がついでになるんですか」
「だって、風邪酷かったでしょ?心配で」
と先輩は少し目線を下げて犬みたいにしゅんとした。
・・・か、かわい・・・くない!
いや、やっぱ、かわいい!!なんだこの人、学校とはまるっきり違うじゃないか!!
てか、心配してくれたのか・・・案外嬉しいな。
「ちょ、丁度今熱を計りに行こうとしたところです。あの今日は休日ですしまだゆっくり寝てていいんじゃないですか?」
「うーん、でもすっかり目覚めちゃったし家族の方はまだ寝てるしねぇ、今戻ったら起こしちゃうよ」
「じゃあ俺の部屋にいますか?もし風邪が治ってればですが」
俺は念を押しつつ、先輩に聞くと
「いいの?」
と聞き返した。
「何か問題ありますか?」
何か変なところでもあっただろうか・・・寝癖か!?
と、髪を急いで押さえるが目立つような寝癖はない。
「どうしたの?」
「あっ、いや...寝癖が気になって」
「そう?気にならないけど。その様子じゃ大丈夫だろうけど熱計っておいで」
「はい」
携帯のアラームで起きた雫はむくりと起き上がり、ベッドの上でぼーとしていた。
・・・昨日は先輩が家に来てて俺は風邪をひいてて・・・そうだ、熱計ろう。
とベッドからおりドアノブに手をかけ引いた。
すると眼の前に先輩が立っていた。
「・・・うわぁ!!」
「うわ、びっくりした。」
「な、なんでここにいるんですか?」
「あ、いや部屋を貸してもらってたんだけど手洗いに行きたくなっちゃって。それで、部屋に戻るついでに雫の部屋のぞいてみようかなって」
「なんで、そこで俺がついでになるんですか」
「だって、風邪酷かったでしょ?心配で」
と先輩は少し目線を下げて犬みたいにしゅんとした。
・・・か、かわい・・・くない!
いや、やっぱ、かわいい!!なんだこの人、学校とはまるっきり違うじゃないか!!
てか、心配してくれたのか・・・案外嬉しいな。
「ちょ、丁度今熱を計りに行こうとしたところです。あの今日は休日ですしまだゆっくり寝てていいんじゃないですか?」
「うーん、でもすっかり目覚めちゃったし家族の方はまだ寝てるしねぇ、今戻ったら起こしちゃうよ」
「じゃあ俺の部屋にいますか?もし風邪が治ってればですが」
俺は念を押しつつ、先輩に聞くと
「いいの?」
と聞き返した。
「何か問題ありますか?」
何か変なところでもあっただろうか・・・寝癖か!?
と、髪を急いで押さえるが目立つような寝癖はない。
「どうしたの?」
「あっ、いや...寝癖が気になって」
「そう?気にならないけど。その様子じゃ大丈夫だろうけど熱計っておいで」
「はい」