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彼の秘密
第8章 二人の関係
「はぁ、姫やっぱり学校には来ないみたい。」
携帯をしまいながら残念そうに話す
「それはそれとして、あまり病人を弄らない方が良いと思うよ?」

「だって、姫おもしろいんだもん」

「真姫も大変だな」

「おっはよー」
と、澄の後ろからのし掛かるように現れた神室
「うわ!重」

「あれー?まっつんは?」

「休み」
と、雅が言うと何故か神室はジトーと彼をみた
「また、したのか?」

「何も?てかしたって何が?」
と、雅はニヤニヤしながら神室に問う

「・・・あの、どうかしたの?」
と俺が聞くと神室君は頬を掻きながら視線を斜めに下げた

「ん、・・・いや、シズ達は知らなくていいこと」

「えー、別に言っちゃえば?減るもんじゃないし。
あっ、でも言うんだったら昼ね。
それにもう、SHR始まるからばいばい」
と出ていってしまった。

「うーん、お前が良くてもな・・・まぁ、後で話すよ」

と歯切れが悪く話が終わってしまった
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