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彼の秘密
第8章 二人の関係
というわけで、昼皆で集まって雅達の秘密を教えて貰うことになったのは良いんだけど・・・
昼にということは、先日の話の通り皆で食べることになった。
流石に屋上で食べるとなるとこの人数では先生にバレてしまい先輩の責任問題になりかねないので、中庭の人気の少ない場所で食べることにした。
そこまでは良かったのだけど、
「なんで、君が俺と雫の間に入るわけ?」
「何か問題でも?」
「睨まれながら食事しても不味くなるから離れてって言ってるんだけど」
「睨んでません」
と、先輩と澄の仲がものすごく悪くなっていた。
先輩に至っては笑顔も取り繕っていない。
「あ、あの何かあったの?二人とも」
「別に何もねぇよ」
「さぁ、知らない」
「・・・何か知ってる?」と、隣の神室に聞くけど彼は声を殺して笑うだけで何も答えてはくれない。
絶対なにかあったな
てか、いつも真っ先にしゃべりそうな雅が大人しいのも凄い違和感がある。
真姫がいないからだろうか?
「ま、まぁまぁ二人とも折角の昼なんだから楽しくしようよ。
ほら、雅達の秘密ってなんなの?」
と俺は空気を変えようと話題を持ち出したらこれが思わぬ空気に変えることとなってしまった。
昼にということは、先日の話の通り皆で食べることになった。
流石に屋上で食べるとなるとこの人数では先生にバレてしまい先輩の責任問題になりかねないので、中庭の人気の少ない場所で食べることにした。
そこまでは良かったのだけど、
「なんで、君が俺と雫の間に入るわけ?」
「何か問題でも?」
「睨まれながら食事しても不味くなるから離れてって言ってるんだけど」
「睨んでません」
と、先輩と澄の仲がものすごく悪くなっていた。
先輩に至っては笑顔も取り繕っていない。
「あ、あの何かあったの?二人とも」
「別に何もねぇよ」
「さぁ、知らない」
「・・・何か知ってる?」と、隣の神室に聞くけど彼は声を殺して笑うだけで何も答えてはくれない。
絶対なにかあったな
てか、いつも真っ先にしゃべりそうな雅が大人しいのも凄い違和感がある。
真姫がいないからだろうか?
「ま、まぁまぁ二人とも折角の昼なんだから楽しくしようよ。
ほら、雅達の秘密ってなんなの?」
と俺は空気を変えようと話題を持ち出したらこれが思わぬ空気に変えることとなってしまった。