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彼の秘密
第8章 二人の関係
「実はな・・・こいつら付き合ってるんだ。」
「・・・まじか」
「あぁ、わかるかも」
「・・・・・・・え?!」
俺と澄が目を点にさせているなか、先輩と雅だけが落ち着いていた。
まぁ、雅達の事だから落ち着くのはわかるけど、先輩はいきなりこんな話をされて落ち着き払ってるのは浮いていた。
しかも、わかるって何が?
「先輩、二人にあったことあるんですか?」
「直接は無いけどね。噂には聞いてたし何回か見かけた時にね・・・もしかしたらなんて」
「付き合ってるって?」
「まぁね・・・皆気が付かないもんだね」
「っで、でも二人は家族だよな?」
と澄はもっともで俺も疑問に思ってたことを聞いた
「家族だけど男同士だけど、何か問題でも?
法的には確かにだめだけど、そんなの意味無くない?なんで、愛を法で止められるの?
違うよ、法なんかで愛は止められない。少なくとも俺達はね。雫はやっぱり反対?」
いきなり俺に振るか・・・まぁ思ったことを言おう
「い、いや何だか複雑だなって。別に男が好きなのは・・・まぁ、俺がとやかく言う資格はないし。それに、まぁそういう関係を堂々と言える雅は単純にすごいと思うよ。
けどやっぱり家族をそういう目で見ちゃうのには理解は難しいかな。
だからと言って、友達をやめるわけでもないしこれからも普通に接していくよ。」
「シズは心の範囲が広いな。まぁ俺も最初は戸惑ったいきなりカミングアウトするしさ」
「まぁそんなわけでこれからも宜しく。
だから姫には間違っても手は出さないでね?だしたらただじゃおかないし・・・なんて」
話の終わりと共に昼休みのチャイムが鳴った。
それぞれが片付けて教室に戻っていくなか、澄だけはぼーと座っていた
「あれ、澄教室戻らないの?」
「あー、ちょっとさぼるわ」
「えっ!だめだよ・・・体調悪い?」
「そーーそー、だから先生には保健室で休んどくって言っといて」
「う、うん。気をつけてね」
雫の背中を見送って澄は屋上に残り物思いにふけた
「・・・まじか」
「あぁ、わかるかも」
「・・・・・・・え?!」
俺と澄が目を点にさせているなか、先輩と雅だけが落ち着いていた。
まぁ、雅達の事だから落ち着くのはわかるけど、先輩はいきなりこんな話をされて落ち着き払ってるのは浮いていた。
しかも、わかるって何が?
「先輩、二人にあったことあるんですか?」
「直接は無いけどね。噂には聞いてたし何回か見かけた時にね・・・もしかしたらなんて」
「付き合ってるって?」
「まぁね・・・皆気が付かないもんだね」
「っで、でも二人は家族だよな?」
と澄はもっともで俺も疑問に思ってたことを聞いた
「家族だけど男同士だけど、何か問題でも?
法的には確かにだめだけど、そんなの意味無くない?なんで、愛を法で止められるの?
違うよ、法なんかで愛は止められない。少なくとも俺達はね。雫はやっぱり反対?」
いきなり俺に振るか・・・まぁ思ったことを言おう
「い、いや何だか複雑だなって。別に男が好きなのは・・・まぁ、俺がとやかく言う資格はないし。それに、まぁそういう関係を堂々と言える雅は単純にすごいと思うよ。
けどやっぱり家族をそういう目で見ちゃうのには理解は難しいかな。
だからと言って、友達をやめるわけでもないしこれからも普通に接していくよ。」
「シズは心の範囲が広いな。まぁ俺も最初は戸惑ったいきなりカミングアウトするしさ」
「まぁそんなわけでこれからも宜しく。
だから姫には間違っても手は出さないでね?だしたらただじゃおかないし・・・なんて」
話の終わりと共に昼休みのチャイムが鳴った。
それぞれが片付けて教室に戻っていくなか、澄だけはぼーと座っていた
「あれ、澄教室戻らないの?」
「あー、ちょっとさぼるわ」
「えっ!だめだよ・・・体調悪い?」
「そーーそー、だから先生には保健室で休んどくって言っといて」
「う、うん。気をつけてね」
雫の背中を見送って澄は屋上に残り物思いにふけた