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第10章 愛を刻んで

硬くなった輝翔のﾓﾉを、自分のそこにあてがって、そのまま腰をゆっくりと落としていく。


｢あっ…んっ…。｣

｢はぁっ…うたっ…熱っ…。｣


お互いに中の熱を感じて、思わず声が洩れた。

ゆっくりゆっくり、私の中に輝翔を迎え入れていく。

すごく熱い…。

でも、気持ちいい…。

久しぶりのこの感触に、体が悦ぶ。

輝翔のﾓﾉが全部私の中に入る。

ﾋﾞｸﾝと中で反応する輝翔を感じて嬉しくなり、瞳を開いて下にいる輝翔を見つめた。

瞳を閉じた輝翔の顔。

形のいい唇は、半開きになり甘い吐息を洩らす。

上から見下ろす輝翔も、やっぱり色っぽくて、かっこいい。

輝翔…。

そんな輝翔をますます好きだと、実感するほど、私の胸は高鳴り、体は熱を帯びていった。

もっと…

もっと…

輝翔を愛したい…。