この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
タイムリミット365
第10章 愛を刻んで
「あぁっ…きら…とっ。好き。」
「俺も…愛してるよ。うた…っ。」
お互いに愛を伝え合い、お互いのぬくもりを、体に刻む。
迫りくる快楽にお互い飲み込まれそうになった時に、輝翔が優しく私に微笑んだ。
その後静かに重なった唇と唇。
優しく触れるだけのキスだったけど、たくさんの幸せが溢れているキス。
唇が触れた瞬間、私の中に輝翔の熱い飛沫が広がっていった。
「羽音、ありがとう。愛してる。」
そう言った輝翔が、私の体の上に体重を預けてきたので、私はその体をきつく抱き締めた。
輝翔と繋がったまま、輝翔の熱を感じながら、私も意識が薄れていく。
「輝翔。私も貴方を愛してる。」
薄れいく意識の中、輝翔に囁いた。
輝翔の腕に抱かれながら、幸せを感じながら…。
輝翔の愛を深く感じていた。