この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
タイムリミット365
第12章 遺された愛

輝翔が亡くなってから、1ヶ月が過ぎた。

輝翔のいない生活に慣れず、私は何をする気にもならなくて、生きる気力もなくなっていた。

そのためなのか、最近はやたらと体調が悪い。

食欲もなく吐き気もするし、体がだるい。

このまま衰弱して、輝翔のとこに行けたらいいのに…。

輝翔と、ちゃんと生きるって約束したけど、守れそうにないな…。

そんな事を思いながら、生きているのか、死んでいるのかわからないような、荒れた生活をしていた。

輝翔がいたら、きっとこんな私を見たら怒ってくれるんだろうな…。

怒ってくれる人や、心配してくれる人も誰もいなくなっちゃった。

またあの屋上に行った時と同じ。

一人ぼっちになっちゃった…。

誰もいない広い部屋で、床に寝ころがりながら、天井を見つめていた。


/185ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ