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タイムリミット365
第8章 少しの変化
輝翔と出逢って7ヵ月がすぎた。
相変わらず、輝翔は本能のまま私を抱く。
でも最近、私には気になる事があった…。
今日も私はベッドの上で、輝翔から激しいキスの嵐を受けていた。
絡む舌は激しくお互いを求めて動く。
お互いの唾液が口の中に溢れ、どちらのものかわからない状態になっていた。
飽きる事なくキスを繰り返していると、輝翔が唇を離して、ハァーッと深く息を吐いて呼吸を整えている。
キスだけで息が上がる輝翔。
最近は、こういう事がよく見られるようになった。
休み休み私を抱く事が多くなった事。
この状態は病気のせいなのか…?
私は心配になっていた。
私の体に体重を預けて、頬にチュッとキスをすると、私の横に輝翔がゴロッと体を移動させた。
「悪いっ。ちょっと休憩。」
そう言った輝翔を横目に見ると、何だか怠そうな表情をしていた。