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タイムリミット365
第8章 少しの変化

唇が離れたのが、寂しくて輝翔の唇を潤んだ瞳で見つめていると、輝翔がフッと笑って、私の頬をギュッとつねった。


「アホ。そんな顔して俺を見るな。そんな物欲しそうな顔して見られたら、我慢できなくなるだろ。」

「……っ!!」

「そんな顔しなくても、飯食って体力つけたら、夜にしっかり可愛がってやるよ。その変わり、覚悟しておけよ。朝まで眠らせねーからな。」

「そんなこと…っ。」

「ない!とか言うなよ。そんな顔して、したくないとかあり得ないからな。今夜はもう大丈夫だ。元気は有り余ってる。」


そう言って私の手をとると、その手を自分の下半身に導いた。

手に感じる輝翔のモノの感触。

そこはもう、すでに元気になっていて、私は輝翔の行為を想像して、恥ずかしくなり、瞳をそらした。


「久しぶりに、俺の好きなように、お前を感じさせてくれ。なっ?」

「……。」


私は頬を染めながら、輝翔の言葉に無言で頷いた。


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