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指先
第1章 思いがけない出来事
不倫現場を目撃して数ヶ月経過。
加奈子は天気がいいからオフィスの下まで来ている
サンドイッチ屋さんに並んだ。
限定30食なので あっという間に売り切れになる。
いつも買い逃すから今日こそは!
加奈子の1人前の男性で売り切れの看板がでてしまう。
(も~少しだったのにー。
今日は買えると思ったのに…)
コンビニへ向かう途中、男性に呼び止められた。
「よかったら これあげる。」
あの買いたかったサンドイッチが目の前にある。
山岸さん…。
不倫現場見てから
あんまり近づきたくなかったのになぁ。
「ありがとうございます、いくらですか?」
「要らないよ。俺の奢り。
と言っても礼が小さすぎけど。」
「そんなことないです。ありがとうございます。」
「社内で俺たちの事黙っててくれてありがとうね。」
「いえ。」
「よかったら今晩、ご馳走させてくれないかな?」
「いえ、結構です。残業あるし、遅くなります。
そんなことしたら課長が黙ってないでしょ?」
「残業、手伝うよ。そしたら早く行けるだろ?」
押しに負けた加奈子は飲みに行くことにした。
加奈子は天気がいいからオフィスの下まで来ている
サンドイッチ屋さんに並んだ。
限定30食なので あっという間に売り切れになる。
いつも買い逃すから今日こそは!
加奈子の1人前の男性で売り切れの看板がでてしまう。
(も~少しだったのにー。
今日は買えると思ったのに…)
コンビニへ向かう途中、男性に呼び止められた。
「よかったら これあげる。」
あの買いたかったサンドイッチが目の前にある。
山岸さん…。
不倫現場見てから
あんまり近づきたくなかったのになぁ。
「ありがとうございます、いくらですか?」
「要らないよ。俺の奢り。
と言っても礼が小さすぎけど。」
「そんなことないです。ありがとうございます。」
「社内で俺たちの事黙っててくれてありがとうね。」
「いえ。」
「よかったら今晩、ご馳走させてくれないかな?」
「いえ、結構です。残業あるし、遅くなります。
そんなことしたら課長が黙ってないでしょ?」
「残業、手伝うよ。そしたら早く行けるだろ?」
押しに負けた加奈子は飲みに行くことにした。