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恋の行方を探してください【完結】
第24章 【二十四話】お礼は身体で
それは下着を脱がした時に分かっていたけれど、美哉は自分を止められなかった。初めて口に含んだ由臣の剛直は臭いはしたが、気にならなかった。
歯を当てないように気をつけながら、舌で舐めると、由臣の口から呻き声が上がった。
「美哉……止め、ろ。出るっ」
「駄目です。出すのなら、私のナカに出してください」
「美哉っ!」
美哉は由臣の剛直から口を離すと、股を大きく広げて、由臣の腰の上に跨がった。
「私、決めました」
「なにをだ」
「皆さんと生でやって、皆さんの子どもを産みます」
「……は、なにを」
「だって、私に愛情まで捧げてしまったんですよ? 次世代の御庭番のために愛情を捧げられない相手と結婚するなんて、それって悲しいじゃないですか」
「美哉……おまえ、言ってること、分かってるのか?」
「分かってますよ。由臣さんとは結婚したくないです。でも、身体は疼くんです。本能が由臣さんの精子が欲しいって叫んでるんです」
「…………」
「だから最初に、由臣さんとの子を産んであげます」
「美哉、おまえ……」
「結婚はしませんけど、認知だけはしてくださいね」
「それは嫌だ。結婚しろ」
「嫌です。だって、結婚したら、宇佐見姓が消えてなくなるんです。それは嫌です」
美哉はそう言うと、由臣の剛直を蜜口で擦り始めた。
「由臣さん」
「……美哉はひどいな」
「えぇ、ひどい女です、私。だから、止めるのなら今のうちですよ」
「それはできない」
「じゃあ、籍は入れませんが、私と子どもたち、一生、養ってくれますよね?」
「……それが俺の子じゃなくてもか」
「そうです。私のことが好きなら、私の子どもたちも好きですよね?」
「本当にひどいな。……そんなひどい条件でも、俺が受け入れると踏んでの交渉か」
「交渉なんて高等なものじゃないです。由臣さんが受け入れてくれないのなら、私、一人で産みます」
「はっ、俺は種馬だと?」
「そうですよ」
歯を当てないように気をつけながら、舌で舐めると、由臣の口から呻き声が上がった。
「美哉……止め、ろ。出るっ」
「駄目です。出すのなら、私のナカに出してください」
「美哉っ!」
美哉は由臣の剛直から口を離すと、股を大きく広げて、由臣の腰の上に跨がった。
「私、決めました」
「なにをだ」
「皆さんと生でやって、皆さんの子どもを産みます」
「……は、なにを」
「だって、私に愛情まで捧げてしまったんですよ? 次世代の御庭番のために愛情を捧げられない相手と結婚するなんて、それって悲しいじゃないですか」
「美哉……おまえ、言ってること、分かってるのか?」
「分かってますよ。由臣さんとは結婚したくないです。でも、身体は疼くんです。本能が由臣さんの精子が欲しいって叫んでるんです」
「…………」
「だから最初に、由臣さんとの子を産んであげます」
「美哉、おまえ……」
「結婚はしませんけど、認知だけはしてくださいね」
「それは嫌だ。結婚しろ」
「嫌です。だって、結婚したら、宇佐見姓が消えてなくなるんです。それは嫌です」
美哉はそう言うと、由臣の剛直を蜜口で擦り始めた。
「由臣さん」
「……美哉はひどいな」
「えぇ、ひどい女です、私。だから、止めるのなら今のうちですよ」
「それはできない」
「じゃあ、籍は入れませんが、私と子どもたち、一生、養ってくれますよね?」
「……それが俺の子じゃなくてもか」
「そうです。私のことが好きなら、私の子どもたちも好きですよね?」
「本当にひどいな。……そんなひどい条件でも、俺が受け入れると踏んでの交渉か」
「交渉なんて高等なものじゃないです。由臣さんが受け入れてくれないのなら、私、一人で産みます」
「はっ、俺は種馬だと?」
「そうですよ」