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夏が来たら
第6章 後は野となれ山となれ
「でも、それも僕のエゴだったのかもしれない。けじめをつけることより、絢子さんの気持ちを考えるべきだった。辛い思いをさせて、本当にごめんね」
秋生は絢子の肩に触れ、ぐいと抱き寄せた。
初めて秋生さんが私に触れてくれた!
絢子は感激で胸が詰まりそうだった。
「可愛い絢子、君が好きだ」
秋生の唇が絢子のそれに触れた。
熱くて火傷してしまいそうな唇。
秋生の柔らかい舌が絢子の口内を満たしてゆく。
まるで夢の中のような、熱のある時のような、現実感がないのに妙に生々しい瞬間だった。
絢子は目のくらむような圧倒的な快感を感じていた。
秋生は絢子の肩に触れ、ぐいと抱き寄せた。
初めて秋生さんが私に触れてくれた!
絢子は感激で胸が詰まりそうだった。
「可愛い絢子、君が好きだ」
秋生の唇が絢子のそれに触れた。
熱くて火傷してしまいそうな唇。
秋生の柔らかい舌が絢子の口内を満たしてゆく。
まるで夢の中のような、熱のある時のような、現実感がないのに妙に生々しい瞬間だった。
絢子は目のくらむような圧倒的な快感を感じていた。