この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋は盲目
第1章 私の片想い
慶太という子は小学校からの同級生で幼馴染みというほどでもないけど、なんだかんだ仲の良い男友達だ。
明るくて、クラスのムードメーカーのような存在。
運動神経も良くてサッカーの大きな大会でMVPとか獲っていた。
たぶん慶太は私のことが好き。
私だって少なからず告白されたことがあるので慶太の好意には気づいていた。
だって話す時、妙に近い。
何かって言うと話しかけてくるし、2人でいる時なんかはストレートに「可愛い」とか言ってくる。
慶太はいい奴なのでできれば友達の関係でいたい。
だから告白される隙なんて与えない。
女がずるいっていうのはこういう所かな?
「や、慶太はない。」
そうキッパリ言った。
「なんでー?仲良いし、お似合いなのに。総司君が好きなのもわかるけど、視野を広げてみるっていうのもアリだと思うよ。」
まほは色っぽい唇をとがらせて言った。
「でも慶太はさ、、、」
「俺が何?」
と後ろから突然本人登場。
びっくりしすぎて声も出ない。
「何?2人で俺の話?・・・ははーん、さては俺のこと好きなんだけど、ど〜しよ〜ぉ❤ってやつか?」
と1人で盛り上がり始めたので思いっきり白い目で見てやる。
「違う。2人で慶太の悪口。」
「何っ!女はこえ〜な〜!はっ、でも嫌よ嫌よも・・・?」
「好きじゃないからっ!」
と私たちの掛け合いをまほがニコニコ見ている。
「もぅっ!何よ、何か用事??」
と掛け合いを強制終了させた。
「ん、いや、お前が授業中泣くからさ、何かあったかと思って。」
まほ以外にも見抜いてる人がここに。
本当にいい奴だな。
何で私はこの人を選べないんだろう。
「・・・・失恋したから。授業中思い出したら泣けちゃった!」
努めて明るく言ったつもりだけど慶太の目は私をかわいそがった。
「んだよそれ・・・」
慶太の眉間に皺がよる。
「あんり、お前・・・・」
キーンコーンカーンコーン________________
昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。
明るくて、クラスのムードメーカーのような存在。
運動神経も良くてサッカーの大きな大会でMVPとか獲っていた。
たぶん慶太は私のことが好き。
私だって少なからず告白されたことがあるので慶太の好意には気づいていた。
だって話す時、妙に近い。
何かって言うと話しかけてくるし、2人でいる時なんかはストレートに「可愛い」とか言ってくる。
慶太はいい奴なのでできれば友達の関係でいたい。
だから告白される隙なんて与えない。
女がずるいっていうのはこういう所かな?
「や、慶太はない。」
そうキッパリ言った。
「なんでー?仲良いし、お似合いなのに。総司君が好きなのもわかるけど、視野を広げてみるっていうのもアリだと思うよ。」
まほは色っぽい唇をとがらせて言った。
「でも慶太はさ、、、」
「俺が何?」
と後ろから突然本人登場。
びっくりしすぎて声も出ない。
「何?2人で俺の話?・・・ははーん、さては俺のこと好きなんだけど、ど〜しよ〜ぉ❤ってやつか?」
と1人で盛り上がり始めたので思いっきり白い目で見てやる。
「違う。2人で慶太の悪口。」
「何っ!女はこえ〜な〜!はっ、でも嫌よ嫌よも・・・?」
「好きじゃないからっ!」
と私たちの掛け合いをまほがニコニコ見ている。
「もぅっ!何よ、何か用事??」
と掛け合いを強制終了させた。
「ん、いや、お前が授業中泣くからさ、何かあったかと思って。」
まほ以外にも見抜いてる人がここに。
本当にいい奴だな。
何で私はこの人を選べないんだろう。
「・・・・失恋したから。授業中思い出したら泣けちゃった!」
努めて明るく言ったつもりだけど慶太の目は私をかわいそがった。
「んだよそれ・・・」
慶太の眉間に皺がよる。
「あんり、お前・・・・」
キーンコーンカーンコーン________________
昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。