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第9章 オマケの一頁劇場

オマケ■04 幻の第二話



「先生！実は続編があるって知ってましたか？」

「そうなの？楽しみ」

「ぜんぜん楽しくありませんよ！続編は一気に泥沼展開の昼ドラ仕様ですもの！スランプに陥る先生！反抗期も手伝ってやさぐれる少年期！先生に想いを寄せる若い女のコの出現！心の距離ができた二人の隙をついて忍び寄る中年の影！先生は引退してしまうのか！二人の恋は終わってしまうのか！――こんなのいやっ」

「愛と憎しみの第二話。しかこさん、僕は旅人になります」

「いやぁあああっ！」



結論：需要があるんだろうか。