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理性を失くした世界
第3章 第三章
あれから3日たった。
私はサイファとどんどん仲良くなっていった。
1日目はお互い昨夜の行為で何だか気まずい空気になっていたが、私が突然『プッ』とオナラをしてしまったことで気まずい空気は消えていった。
オナラは恥ずかしかったけど、サイファとの距離が少し縮んだような気がして私は嬉しかった。
ーー普通に会話が出来る。
それは、今の私にとってとても嬉しい事だった。
2日目は2一緒に木の実などを取りに行った時に、私はサイファのある部分が人と違う事に気が付いた。
それは耳と尻尾
耳は普通の人間ではない形をしていて、絵本のエルフのような耳をしている。
そして尻尾
薄い茶色でサラサラとしている長い毛の尻尾。
私は今それをひたすらナデナデしている。
だって、とっても触り心地がいいからずっと触っていたくなるから。