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狂い咲く花
第14章 二、銀葉アカシア - 秘密の恋
「そう。上手いよ。先だけじゃなくて、下から舐めあげて…下の袋も舐めて」

言われるままに舌を動かす麻耶。
袋を舐めまわし、そこから亀頭までを舌で這わせ、鈴口をチロチロと舐める。

「ハァァァァア…麻耶…すごいよ…とっても気持ちいよ」

そう言葉をかけると、上目使いで見上げ、にっこりと笑う。
その姿が、より一層、南和を興奮させているとは知らない。

「麻耶…舌を使うだけじゃなくて、咥えて。」

遠慮がちに口に含むと、何も教えていないのに嬉しそうに吸い始める。

「麻耶…吸いながら舌を使って…そう…上下に動かして…」

南和は頭に手をあて前後に動かすようにすれば、チュパチュパと唾液の音がいやらしく聞こえ始め、麻耶は一心不乱に奉仕する。
南和の指示に忠実に従う麻耶の動きに、南和の方も限界をむかえようとする。

「もっと…」

頭に当てた手に力を込めて早く動かし始める。
麻耶の口の中で果てたいと、誰も犯してない麻耶の口の中に放出したいと南和の欲望は身体と共に高まって行く。

「アアッ…ぼっ…僕の全てを受け止めて…出すよ…麻耶…麻耶…」

麻耶の口の中で弾けて白濁が飛び散る。
ドクドクとトロリとしたものが麻耶の口の中に流れ込んでいった。
全てを出し尽くすまで、麻耶の頭を固定して注ぎ込む。
一滴も零さぬように。
全てを出し尽くし、漸く麻耶を開放する。
麻耶はというと、出されたものをどうしていいのか口を閉じたまま南和を見上げていた。
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