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狂い咲く花
第14章 二、銀葉アカシア - 秘密の恋
「ごくんって飲んでごらん。そしたら、僕は麻耶の物だよ…いつでも味方でいられるよ」

麻耶は嬉しそうに頷くと、言われたように飲み込んでいく。
子供っぽい麻耶がそれを美味しいと思うはずもない。

「苦い…美味しくない…」

涙目になって南和を睨みつける。
それでも、飲んでくれたことに満足と優越感だけが心を占めて行く。

「うん。美味しくないものを飲んでくれたから、僕はずっと麻耶の味方でいられるんだよ…約束の証…。葉月にも美弥にも言えない事、僕が聞いてあげる。葉月がしてくれない今みたいなことも全部僕がしてあげるよ。」

「本当?」

「ああ。2人だけの秘密。これからもいっぱい気持ちいいことしてあげる」

「気持ち良いこと好き!…2人だけの秘密だね」

「そう。飲んでくれたお礼に…みんなが帰ってくるまで気持ちよくさせてあげる」

そう南和が口にすると、また手を秘部に這わせて何度も麻耶を快楽の世界に引きずり込んでいった。
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