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狂い咲く花
第20章 二、木瓜 - 平凡
南和の動きもゆっくりとなり、静止する。
手を襟の中に入れ込み、まだ触られていない胸を優しく触りだす。
絶頂を迎えた蕾は固くなっており、両方同時にこねくり回す。
「アッ…」
「麻耶…葉月を見つめながら、僕に後ろから犯される気分はどうだった?」
胸への快楽で首を竦めながら南和の問いに答える。
「ドキドキした…いつもより気持ちよかった…」
そこには罪悪感というものは存在していなかった。
葉月への裏切りいう認識が麻耶にはない。
そう仕向けたのは南和であったが、それを確認でき満足だった。
「麻耶…忘れないで。麻耶をイカせられるのも、気持ちよくさせてあげられるのも僕だけということを…裏切りは許さないからね」
「うん。分かってる…それより、南和はイッてないね…お口でする?」
麻耶の中に入ったまま、未だに大きさが変わらないソレを心配する。
言われて、ゆっくりと引き抜きお互いの着物を正し抱きしめる。
「今日は大丈夫…あまり時間が過ぎると葉月が感づくからね…。今日はこれでおしまい。」
おしまいと言いながら、唇を重ね合わせて名残惜しそうに舌を絡める。
「裏から出ていけば見つからないよ…麻耶、またね」
「うん。南和もまたね。また麻耶だけをいっぱい愛してね」
耳元で小さく囁いて通りとは逆の方に足を向けた。
どこで覚えたのか、麻耶の色香が増していく。
前にも増して、自分が麻耶にのめり込んでいくのが手に取るように分かった。
分かっていても引き戻れない。
いや…引き戻るつもりもなかった。
2人でなら、どこまでも落ちる覚悟はしていた。
この愛が歪んでいても、麻耶を手にいれるためならそれでもいいとさえ思えた。
手を襟の中に入れ込み、まだ触られていない胸を優しく触りだす。
絶頂を迎えた蕾は固くなっており、両方同時にこねくり回す。
「アッ…」
「麻耶…葉月を見つめながら、僕に後ろから犯される気分はどうだった?」
胸への快楽で首を竦めながら南和の問いに答える。
「ドキドキした…いつもより気持ちよかった…」
そこには罪悪感というものは存在していなかった。
葉月への裏切りいう認識が麻耶にはない。
そう仕向けたのは南和であったが、それを確認でき満足だった。
「麻耶…忘れないで。麻耶をイカせられるのも、気持ちよくさせてあげられるのも僕だけということを…裏切りは許さないからね」
「うん。分かってる…それより、南和はイッてないね…お口でする?」
麻耶の中に入ったまま、未だに大きさが変わらないソレを心配する。
言われて、ゆっくりと引き抜きお互いの着物を正し抱きしめる。
「今日は大丈夫…あまり時間が過ぎると葉月が感づくからね…。今日はこれでおしまい。」
おしまいと言いながら、唇を重ね合わせて名残惜しそうに舌を絡める。
「裏から出ていけば見つからないよ…麻耶、またね」
「うん。南和もまたね。また麻耶だけをいっぱい愛してね」
耳元で小さく囁いて通りとは逆の方に足を向けた。
どこで覚えたのか、麻耶の色香が増していく。
前にも増して、自分が麻耶にのめり込んでいくのが手に取るように分かった。
分かっていても引き戻れない。
いや…引き戻るつもりもなかった。
2人でなら、どこまでも落ちる覚悟はしていた。
この愛が歪んでいても、麻耶を手にいれるためならそれでもいいとさえ思えた。