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狂い咲く花
第23章 二、仏桑華 - 新しい恋
「…ここから先は駄目ですか?」
悲しそうな目で見られ、自分の方が悪いことをしているように思う。
「…怖い…です」
「怖くなければいいですか?」
その寂しそうな目に見つめられて、怖いという気持ちを抑えて頷いた。
美弥の頷きを確認した幸信は、美弥を抱き起して後ろから抱きしめる体制をとり、美弥の帯を全て解いて取った。
帯が無くなった着物は、だらしなくはだける。
それが気になり、両手で着物を正してはだけないように手で押さえた。
「美弥、目を閉じて」
耳元で囁かれ、ドキドキしながら目を閉じる。
幸信は手に持っていた帯で目隠しをする。
「えっ…幸信さん?」
目に当たる布の感触に何をされるか気が付き怯えた声で幸信に声を掛ける。
「大丈夫…今この世には私と美弥だけしかいないと思って、私だけを感じてください。私を信じて、私だけの言葉に耳を傾けて」
呪文のように耳元で囁かれ、美弥の心は落ち着く。
視野が閉ざされると、幸信に包まれているかのように錯覚し、言葉と共に先ほどまでの恐怖が薄らいでいった。
「力を抜いて…私に全て任せて」
耳元で囁かれ、その息が耳にかかるだけで今までに感じたことのない感覚が身体を突き抜けていく。
「目隠しされているから少しの刺激でも感じる度合いは大きくなるんですよ。このように」
「イヤァァァァァ…」
胸の蕾を何の前触れもなく摘み上げられ、身体が大きく跳ね上がる。
悲しそうな目で見られ、自分の方が悪いことをしているように思う。
「…怖い…です」
「怖くなければいいですか?」
その寂しそうな目に見つめられて、怖いという気持ちを抑えて頷いた。
美弥の頷きを確認した幸信は、美弥を抱き起して後ろから抱きしめる体制をとり、美弥の帯を全て解いて取った。
帯が無くなった着物は、だらしなくはだける。
それが気になり、両手で着物を正してはだけないように手で押さえた。
「美弥、目を閉じて」
耳元で囁かれ、ドキドキしながら目を閉じる。
幸信は手に持っていた帯で目隠しをする。
「えっ…幸信さん?」
目に当たる布の感触に何をされるか気が付き怯えた声で幸信に声を掛ける。
「大丈夫…今この世には私と美弥だけしかいないと思って、私だけを感じてください。私を信じて、私だけの言葉に耳を傾けて」
呪文のように耳元で囁かれ、美弥の心は落ち着く。
視野が閉ざされると、幸信に包まれているかのように錯覚し、言葉と共に先ほどまでの恐怖が薄らいでいった。
「力を抜いて…私に全て任せて」
耳元で囁かれ、その息が耳にかかるだけで今までに感じたことのない感覚が身体を突き抜けていく。
「目隠しされているから少しの刺激でも感じる度合いは大きくなるんですよ。このように」
「イヤァァァァァ…」
胸の蕾を何の前触れもなく摘み上げられ、身体が大きく跳ね上がる。