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狂い咲く花
第37章 三、ハハミズキ - 私の想いを受けて下さい。
それは白い液。
その先を辿ってみると、膝の上に座らせている美弥の身体の一部から流れ落ちていた。
それが何なのか葉月には分かってしまう。
葉月の心は鷲掴みにされ、呼吸が乱れ始めた。
息を吸おうとしても上手く呼吸ができなくなり、どうしていいのか分からなくなる。
ハァーヒィーハァーヒィーと息苦しさもひどくなり混乱する。
そのまま椅子から崩れ落ち、かろうじて美弥を抱きとめて耐えた。

「ハァーヒィーハァーヒィー」

おさまる気配のない息遣いにどうすることも出来ずにいた。
息苦しくて、どうしていいか分からない葉月は目をつぶり耐える。
そんな葉月の頬に暖かい感触が触れた。
目を開いてみると美弥の手が葉月の頬に触れていた。
慌てて美弥の顔を見ると目と目が絡み合う。
何も口にはしないが心配している目だった。
その目に、葉月は自我を取り戻す。
ゆっくりと息をして整える。
何度も何度も繰り返せば息苦しさもなくなり呼吸が楽になった。

「美弥…ありがとう…」

言葉をかけると、頬に触れていた手がズルリと落ちていった。
見つめても先ほどのように絡み合うことはなかった。
葉月は諦めて、自分がするべきことをやる。
床に胡坐をかいて座り、その上に美弥を横抱きにして座らせた。
左足を立たせて秘部に手を添えた。

「美弥…ごめんな。少し我慢して」

何の反応もしない美弥に告げて、中指を秘壺にゆっくりと入れた。
媚薬香がまだ残っていたのか、美弥の身体が一瞬震え甘い声を漏らす。

「アアアアァ…」

その声に葉月の方も身体が震える。
ゆっくりと奥まで指を入れ、中の白濁を外に掻きだし始めた。

「アアアッ…イヤァン…」

葉月にしがみつき、美弥が身悶える。
先ほどまで覇気のなかった目に妖艶な光が灯る。
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