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狂い咲く花
第6章 一、紫丁香花 - 恋の芽生え
葉月が美弥の胸に指を這わせていたのを思い出して同じようにする。
緩やかだった疼きが次第に大きくなり、それに合わせてもっと気持ちよくなりたいと両手の動きが早くなる。
息づかいも荒くなり、声がでそうになるのを布団を噛みしめて我慢をした。
それは美弥がやっていたこと。
それと同じ用に麻耶も真似をする。
「ンッンッ…ンンンッ…」
何かが押し寄せて来るのを感じて瞳を力いっぱい閉じて逃げようとしても、手の動きが弱まることはない。
「ンンンンッ―――――――」
身体全体が熱気に包まれて一気に弾けた感じが体中をめぐった。
ビクビクと身体全体が痙攣し、やっと手の動きが止まる。
「ハァハァハァ…葉月…」
肩で息をしながら、残るのは余韻と倦怠感。
身体全体で息をしても荒い息はおさまらなかった。
「ハァハァ…ンッ…」
息を整えながら考えるのは葉月の事。
美弥のように抱きしめて唇を合わせたいと思っても目の前に葉月はいない。
葉月は今もなお美弥の元…
知らず知らずに嫉妬心が芽生えてくる…
淋しさを感じた麻耶は自分を自分で抱きしめて深い夢の中に落ちていく。
緩やかだった疼きが次第に大きくなり、それに合わせてもっと気持ちよくなりたいと両手の動きが早くなる。
息づかいも荒くなり、声がでそうになるのを布団を噛みしめて我慢をした。
それは美弥がやっていたこと。
それと同じ用に麻耶も真似をする。
「ンッンッ…ンンンッ…」
何かが押し寄せて来るのを感じて瞳を力いっぱい閉じて逃げようとしても、手の動きが弱まることはない。
「ンンンンッ―――――――」
身体全体が熱気に包まれて一気に弾けた感じが体中をめぐった。
ビクビクと身体全体が痙攣し、やっと手の動きが止まる。
「ハァハァハァ…葉月…」
肩で息をしながら、残るのは余韻と倦怠感。
身体全体で息をしても荒い息はおさまらなかった。
「ハァハァ…ンッ…」
息を整えながら考えるのは葉月の事。
美弥のように抱きしめて唇を合わせたいと思っても目の前に葉月はいない。
葉月は今もなお美弥の元…
知らず知らずに嫉妬心が芽生えてくる…
淋しさを感じた麻耶は自分を自分で抱きしめて深い夢の中に落ちていく。