この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
狂い咲く花
第39章 四、雛菊 - 平和
「お前が、それでいいのなら俺は構わらない。いつでも美弥ちゃんを受け入れよう。葉月の嫁として…それでいいんだな」

美弥を嫁に迎えるということが、どういうことなのか理解している葉月の父親は、最後に念を押す。

「ああ…覚悟はできている。葉月に美弥の全てを託す。そして麻耶の憎しみや悲しみが2人に向かないように、あいつと2人で麻耶を支えるつもりだ」

「先は…長いな」

「それでも、それが最良の方法だと思ってる。お前にも色々と苦労かけるが…美弥を頼む。」

父様は姿勢を正して、深々と頭を下げた。
その姿を前にして葉月の父親も全てを受け止める。

「分かった…お前がそこまで覚悟してるなら言うことはない。こちらはいつでも美弥ちゃんを迎えられるように準備をしよう。決まったら連絡してくれ」

2人の間で話は決まる。
あとはどうやって麻耶に話すかだけだった。
憎しみが美弥に行かないように最善の方法を考える。
考えるうちに時だけが過ぎさっていった。
/661ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ