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狂い咲く花
第7章 一、麝香豌豆 - つかの間の喜び

「葉月だったら良い父親になると思うよ」
お互いにそうなる未来を思い浮かべてみる。
子供と一緒にいる未来を…
それは夢でも願望でもない。
近い未来に現実となる未来。
「もう少しだから…来年の今頃は一緒にいよう」
「うん…」
「何があっても、俺が美弥を幸せにするから」
「うん…」
葉月の言葉に心が温かくなり涙があふれてくる。
それと同時に、今まで一緒に過ごしてきた家族と離れ離れになることが悲しくなった。
「泣くなよ…俺がずっと一緒にいるから。家族から離れて寂しい分、俺が傍にいるから…」
言葉にしなくても分かってくれる葉月。
「…ありがとう」
髪を撫でてくれる手から溢れんばかりの愛情が伝わってくる。
―――葉月の腕の中で私はきっと幸せになれる
そう思う。
小さい頃からずっと好きだった葉月。
それが恋心に変わり、お互いの思いが通じ将来を誓い合い、幾度となく唇を重ね愛を育んできた。
その想いがやっと報われる日が近いことを誰もが望んで疑わなかった。
きっと幸せになれる。
そう信じていた。
お互いにそうなる未来を思い浮かべてみる。
子供と一緒にいる未来を…
それは夢でも願望でもない。
近い未来に現実となる未来。
「もう少しだから…来年の今頃は一緒にいよう」
「うん…」
「何があっても、俺が美弥を幸せにするから」
「うん…」
葉月の言葉に心が温かくなり涙があふれてくる。
それと同時に、今まで一緒に過ごしてきた家族と離れ離れになることが悲しくなった。
「泣くなよ…俺がずっと一緒にいるから。家族から離れて寂しい分、俺が傍にいるから…」
言葉にしなくても分かってくれる葉月。
「…ありがとう」
髪を撫でてくれる手から溢れんばかりの愛情が伝わってくる。
―――葉月の腕の中で私はきっと幸せになれる
そう思う。
小さい頃からずっと好きだった葉月。
それが恋心に変わり、お互いの思いが通じ将来を誓い合い、幾度となく唇を重ね愛を育んできた。
その想いがやっと報われる日が近いことを誰もが望んで疑わなかった。
きっと幸せになれる。
そう信じていた。

