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痴漢selection
第9章 ー毎日痴漢ー(遠藤 瑠美 16歳 高校1年)
「触ってた癖に!!手、ついてますよ?」
痴漢の手には、赤い絵の具がうっすらとついていた。昨日、恥ずかしかったけど、ママに話した。絵の具は、ママのアイデア。お尻に塗った時は、冷たかったけど!!
周囲の空間が、広まっていった。
「ドアも開いたし…」
「ふふん。行きましょうか。痴漢さん!!」
両サイドを男に挟まれた痴漢。全く知らない乗客に励まされ、謝られ、電車を降りた私…
駅員室に、通され、簡単な事情を聞かれ、痴漢は、警察官に引き渡された。
「また、遅刻だ…。」
「大丈夫だ、今日は!!」
その頃の教室…
痴漢の手には、赤い絵の具がうっすらとついていた。昨日、恥ずかしかったけど、ママに話した。絵の具は、ママのアイデア。お尻に塗った時は、冷たかったけど!!
周囲の空間が、広まっていった。
「ドアも開いたし…」
「ふふん。行きましょうか。痴漢さん!!」
両サイドを男に挟まれた痴漢。全く知らない乗客に励まされ、謝られ、電車を降りた私…
駅員室に、通され、簡単な事情を聞かれ、痴漢は、警察官に引き渡された。
「また、遅刻だ…。」
「大丈夫だ、今日は!!」
その頃の教室…