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痴漢selection
第7章 ーひとより先におとななコトー(成澤 愛美 8歳 )
ランドセルにぶら下がったコップ袋が音を立てて、私は走って家に帰った。
「映画ーーーっ!!」
「愛美、ただいまでしょ?」
「言わなかった?」
大きなお腹を擦りながら、私を出迎えるママ。
「お兄ちゃんは?!帰ってる?」
「帰って、寝てるわよ。起こして、出掛けたら?」
階段を走り、お兄ちゃんの部屋のドアを開けたら、お兄ちゃんは、ちゃんと起きていた。
「なんだ、起きてんじゃんっ!!」
寝起きなのか、ちょっと顔が赤かった。
「愛美、支度は?それでいいのか?」
「うんっ!!早くいこっ!!」
4歳上のお兄ちゃん。いつも、私と遊んでくれたり、お風呂に入っては、身体や頭を洗ってくれる。まっ、ママのお腹が大きくなったからね。
「じゃ、行ってくるー。」
「行ってらっしゃい。ふたりとも、気を付けるのよ?」
ママに見送られながら、お兄ちゃんとバスに乗って、街まで映画を観に行く。
「映画ーーーっ!!」
「愛美、ただいまでしょ?」
「言わなかった?」
大きなお腹を擦りながら、私を出迎えるママ。
「お兄ちゃんは?!帰ってる?」
「帰って、寝てるわよ。起こして、出掛けたら?」
階段を走り、お兄ちゃんの部屋のドアを開けたら、お兄ちゃんは、ちゃんと起きていた。
「なんだ、起きてんじゃんっ!!」
寝起きなのか、ちょっと顔が赤かった。
「愛美、支度は?それでいいのか?」
「うんっ!!早くいこっ!!」
4歳上のお兄ちゃん。いつも、私と遊んでくれたり、お風呂に入っては、身体や頭を洗ってくれる。まっ、ママのお腹が大きくなったからね。
「じゃ、行ってくるー。」
「行ってらっしゃい。ふたりとも、気を付けるのよ?」
ママに見送られながら、お兄ちゃんとバスに乗って、街まで映画を観に行く。