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誰にも言えない秘密
第4章 共同生活
「ただいま。」
仕事から帰ると、小百合が抱き着いてくる。キスを交わしながら、綾の服はその場で脱がされていく。
「明日から連休よね。」
「ああ。」
「今日は寝かせないわ。」
小百合は麻縄を綾の首に掛けて、慣れた手つきで上半身を亀甲縛りで縛り上げる。
「そのまま、リビングに行って、用意している椅子に座って待ってて。」
小百合が言うと、綾は小百合に軽くキスをしてリビングに向かう。小百合は脱がした服を洗濯機に入れて、洗濯を回す。
リビングに用意された椅子は初めて見るタイプで、腰を下ろす場所がどこか解らず、綾は小百合が来るのを待っていた。
「そのまま、飛び出てる所を綾の一番感じ易い場所に入れるのよ。」
「入れるって、これどう見ても……。」
「どう見ても何?」
どう見てもタダの太い棒がそこに立ってるだけで、長さも綾の膝より高めになっている。こんなもの全部入る訳が無い。しかし、小百合は椅子だと言う。足を置く場所に悩んでいると、小百合が呆れた様な顔でやって来る。
「綾、1人で出来ないの?それとも、初めて使う道具は教えて貰わないとダメでちゅか?」
小百合がわざと赤ちゃん言葉を言うと、綾は思わずカッとなり1人で出来ると言い張ってしまう。
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