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誰にも言えない秘密
第5章 それでも君を愛す
翌日、3人は懐かしい場所を訪れていた。
初めて綾が調教された場所だ。今でも蘭は客の要望に沿ってその場所を利用している。
さぁ、綾。着いたわ。
裸のまま首輪を付け、四つん這いで生い茂る草に身を捩りながら綾は小百合に引かれて河岸に来た。
お尻をもぞもぞさせると蘭は早く歩くように叩いた。
媚薬を飲んでからただ裸で四つん這いで歩いて来ただけ。身体の熱さに綾は目眩すら感じていた。
「今日は事前に準備しておいたから、2人で後はゆっくりしなさい。」
蘭はそう言うと、太い注射器を鞄から出して、綾のお尻に中の液体をゆっくりと打ち込んだ。
「やっ、あっ、熱い……あっ、ダメ……出ちゃう……あっ、ヒッ、」
ガクガク足を震わせて、全部打ち終わるのを必死に我慢している綾の口に、小百合はボールを噛ませる。
液体はかなりの量で、半分過ぎた頃にはお尻を突き上げた状態で綾はビクビク身体を震わせていた。
「もうすぐで終わるわ。」
蘭がそう言って中の液体を全て綾のお尻に入れると。まるで蓋をするかのように太いコケシを中に挿した。
「ンンッンンッ」
「我慢よ。」
蘭はそう言うと麻縄で綾の下半身を縛り上げてコケシが飛び出ないようにする。
「それじゃあ、帰りに迎えに来るわね。」
「はい。」
「綾、貴方は昨日の夜、粗相をしたわね。これはバツよ。そのまま一時間は絶えなさい。」
蘭は他の調教用の荷物をブルーシートの上に置くと、二人を残して帰って行った。
綾は意識を朦朧とさせながら、ブルーシートに横たわる。お腹いっぱいに薬が広がっている感じがする。ぐるぐるいって、直ぐにでも出したい。
「ん、ンンッ。」
その気持ちを伝えたくても口にボールを噛まされているために話せず、小百合を見上げる。小百合は手錠を使って綾の両手を後ろ手に拘束し、両足を開けない様に下半身をテープでぐるぐる巻にしていく。
「これで良し。綾、苦しい?」
綾はコクリと頷く。
「これは罰だから仕方ないわよ。でも、もうあれから10年経つのよね。」
小百合は川を眺めながら言う。
「私が高校一年生で、綾が三年生で……。早いよね。」
「ん、ンン。ん、ンンッンンッ。」
綾は何かを言おうとするも、下半身が疼き身体を震わせる。出したい。早く……。
「ンッ、ンンッ。」
もう限界だと言うように、綾は小百合を見上げる。
「後三十分。」
小百合は悪魔の笑みを浮かべてそう言った。
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