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呪縛
第7章 新しい生活
シャロンがエレインに言われてレオナのいる部屋に行くと、レオナは快楽を求め自ら魔物に身をよじりお腹の中の子の存在すら忘れて淫に頭を振り乱し、声を上げていた。魔界に来てここまで壊れたレオナの姿ははじめてだった。
「あっ、もっと、イイ……そこ、あっ、ぃく……。」
完全に我を忘れて魔物に全てを差し出すレオナの姿にシャロンは言葉を失う。
「すっかり、ヴェルの子供の事は忘れてしまったようね。クスクス。いいわぁ。そういうの。」
エレインは嬉しそうな笑みを浮かべる。
「レオナ。私の美しいレオナ。そうやってどんどん堕ちていくのよ。」
「あっ、エレイン……様……。」
レオナははじめてエレインを様付けで呼ぶ。
「もっと、もっと私を……壊して……あっ。ください。」
レオナの言葉にシャロンはわっと泣き出した。あんなに凛々しく、常に天帝に仕え、新しい天帝を育てていたレオナの姿は、もうそこには無かった。ただ、快楽を求める堕天使レオナ。彼女はエレインに誘われるように暗闇へと堕ちていく。天界からは見る事すら出来ない魔界の奥底、魔物達の快楽の餌としてこれから生き続けるのだ。
シャロンはそれを見届ける為に今ここにいるのだと思うと、涙が溢れて仕方無かった。
「シャロン、貴方の役目は終わりよ。地上で、天使に伝えなさい。もうレオナはこの世界にいないとね。クスクス。アーッハッハッハッハッハ。レオナは死ぬまで、私の奴隷。さぁ、レオナ。もっと私を喜ばせて。」
「エレイン……様。あっ、エレイン様ぁ。」
レオナは狂ったように声をあげる。
それに呼応し、沢山の魂がレオナに向かって集まって行く。レオナの中へと吸い込まれる無数の魂にエレインは嬉しそうな高笑いを続けていた。
「あっ、もっと、イイ……そこ、あっ、ぃく……。」
完全に我を忘れて魔物に全てを差し出すレオナの姿にシャロンは言葉を失う。
「すっかり、ヴェルの子供の事は忘れてしまったようね。クスクス。いいわぁ。そういうの。」
エレインは嬉しそうな笑みを浮かべる。
「レオナ。私の美しいレオナ。そうやってどんどん堕ちていくのよ。」
「あっ、エレイン……様……。」
レオナははじめてエレインを様付けで呼ぶ。
「もっと、もっと私を……壊して……あっ。ください。」
レオナの言葉にシャロンはわっと泣き出した。あんなに凛々しく、常に天帝に仕え、新しい天帝を育てていたレオナの姿は、もうそこには無かった。ただ、快楽を求める堕天使レオナ。彼女はエレインに誘われるように暗闇へと堕ちていく。天界からは見る事すら出来ない魔界の奥底、魔物達の快楽の餌としてこれから生き続けるのだ。
シャロンはそれを見届ける為に今ここにいるのだと思うと、涙が溢れて仕方無かった。
「シャロン、貴方の役目は終わりよ。地上で、天使に伝えなさい。もうレオナはこの世界にいないとね。クスクス。アーッハッハッハッハッハ。レオナは死ぬまで、私の奴隷。さぁ、レオナ。もっと私を喜ばせて。」
「エレイン……様。あっ、エレイン様ぁ。」
レオナは狂ったように声をあげる。
それに呼応し、沢山の魂がレオナに向かって集まって行く。レオナの中へと吸い込まれる無数の魂にエレインは嬉しそうな高笑いを続けていた。