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呪縛
第7章 新しい生活
「ああああああ〜。」
突然暗くなると同時にレオナの悲鳴に似たような声が部屋に響いた。それに呼応する様に無数の魂が叫びをあげる。魔界ではおかしくない光景でも、シャロンにとっては恐怖の光景だった。
シャロンの目が慣れてくると、レオナの状況を見る事が出来た。既にレオナは台の上には居なく、上を見ると、魔物が大きな花に見えるモノでレオナの身体を包み込み、締め上げているのか、レオナの身体の形がくっきり見えた。
「あっ、やめっ……ダメ……。」
もぞもぞと花びらの中を触手のようなものが動き回っている。レオナの股の中にも数本入り込んでいるのか、レオナは必死に抵抗しているのが解った。
「ちゃんと子供を守りきるのよ。」
その時、シャロンその意味をはじめて理解した。レオナの中にこれから宿り始めるヴェルの子供、それをこの魔物は食べようとしているのだ。もし守れなかったら……。
「さぁ、私達は行きましょう。今は何もする事は無いもの。」
エレインに促されて、シャロンはその部屋を後にした。
「あっ、ダメ……はぁ、くっ。ああっ。」
レオナはお尻に力を入れ、少しずつ膨れて行くお腹の中の子を必死に守ろうと抵抗していた。しかし、魔物はその子供を上から絞り出すように力を入れ触手で中からかきだそうと中へと忍ばせてくる。
「やっ、ダメ……あっ、やめって……。」
定期的にエレインが姿を現し、レオナの口に媚薬を流し込むようにして飲ませる。
「あっ、ダメ……力が……入ら……やっ。」
自然とレオナは涙を浮かべていた。
「お願い……エレイン……たす……。」
「助けて欲しいの?あれ?主人の命令に従う事は奴隷になった以上普通の事なんじゃなかったかしら?」
「はぁ……それ……は……。」
レオナの今までのすましたような悟ったような表情が壊れて行く。エレインはそれに満足して部屋を出ていった。
突然暗くなると同時にレオナの悲鳴に似たような声が部屋に響いた。それに呼応する様に無数の魂が叫びをあげる。魔界ではおかしくない光景でも、シャロンにとっては恐怖の光景だった。
シャロンの目が慣れてくると、レオナの状況を見る事が出来た。既にレオナは台の上には居なく、上を見ると、魔物が大きな花に見えるモノでレオナの身体を包み込み、締め上げているのか、レオナの身体の形がくっきり見えた。
「あっ、やめっ……ダメ……。」
もぞもぞと花びらの中を触手のようなものが動き回っている。レオナの股の中にも数本入り込んでいるのか、レオナは必死に抵抗しているのが解った。
「ちゃんと子供を守りきるのよ。」
その時、シャロンその意味をはじめて理解した。レオナの中にこれから宿り始めるヴェルの子供、それをこの魔物は食べようとしているのだ。もし守れなかったら……。
「さぁ、私達は行きましょう。今は何もする事は無いもの。」
エレインに促されて、シャロンはその部屋を後にした。
「あっ、ダメ……はぁ、くっ。ああっ。」
レオナはお尻に力を入れ、少しずつ膨れて行くお腹の中の子を必死に守ろうと抵抗していた。しかし、魔物はその子供を上から絞り出すように力を入れ触手で中からかきだそうと中へと忍ばせてくる。
「やっ、ダメ……あっ、やめって……。」
定期的にエレインが姿を現し、レオナの口に媚薬を流し込むようにして飲ませる。
「あっ、ダメ……力が……入ら……やっ。」
自然とレオナは涙を浮かべていた。
「お願い……エレイン……たす……。」
「助けて欲しいの?あれ?主人の命令に従う事は奴隷になった以上普通の事なんじゃなかったかしら?」
「はぁ……それ……は……。」
レオナの今までのすましたような悟ったような表情が壊れて行く。エレインはそれに満足して部屋を出ていった。