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【寝取られ】青春の人 佳代ちゃん
第6章 青春の人 佳代ちゃん(6)
「あ、起きそうだ。」
吉岡先輩のその声で息を止める。
「おーい、佳代ちゃん。」
佳代ちゃんの寝顔を指でツンツンしながら遊ぶ吉岡先輩。
「……ん…んー……え……えっ?」
佳代ちゃんの声、起きたっぽい。
「おはよーございます。」
「えっ?きゃっ!吉岡先輩!?あれ?」
「おはよーございます。」
「え?あ、おはようございます……え、どうして?ちょ、ちょっとやだ、吉岡先輩なんで入ってきてるんですか!」
「俺もいるで~」
「きゃっ!太田先輩!?もーなんなんですか、え?もう朝?じゃないですよね?」
目が覚めた同時に吉岡先輩と太田先輩に挟まれている事に気づき、軽くパニックな様子の佳代ちゃん。
「まだ全然朝じゃないよ。」
「佳代ちゃんが寝てから30分くらいしか経ってないし。」
「そうですよね……あれ?ナオ君達は?」
「あいつらは皆寝ちゃったよ。」
それを聞いて床に寝転がっている俺やA先輩B先輩の方を見る佳代ちゃん。
俺は薄目で開けていた目を咄嗟に閉じた。