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【寝取られ】青春の人 佳代ちゃん
第22章 青春の人 佳代ちゃん(22)
佳代ちゃんと俺の、目が合う。
先輩達と4Pセックスをしている佳代ちゃんと、それをこっそり見ていた俺の目が、カッチリと合ってしまった。
その瞬間、佳代ちゃんは目を丸くして明らかに驚いていて、俺はそれを見て咄嗟に目を閉じた。
――しまった!――
胸の鼓動がドキドキと大きくなり、速くなる。
ヤバい、どうしよう。
どうする?
どうしたらいい?
駄目だ、気まず過ぎる。
俺はどういう反応をすればいいんだ?
俺もA先輩みたいに一緒に参加すればいいのか?
無理だ。
俺はそんな風にはなれない。
だって、佳代ちゃんは俺にとって憧れの人で……
いや、それ以前に、先輩達と違って俺は佳代ちゃんと高校時代から友達なんだ。
バスケ部でずっと一緒に体育館で同じ時間を過ごしたし、クラスだって2年間一緒だったし。
なんなら俺は、佳代ちゃんの両親の事だってよく知っているんだ。
(バスケ部の試合をよく見に来ていたから。いつも部員に差し入れしてくれる優しくて明るいお父さんとお母さんだった。)
そんな俺にこんな所を見られたら、佳代ちゃんだって絶対気まずいはず。
A先輩みたいに俺も混ぜろ~なんて、言える訳ないし、そんな事できる訳がない。