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おま〇こエルフ三姉妹 同棲生活はじめました♡
第64章 家庭崩壊
いま、僕らはネットカフェにいる。ひとまず二スペース借りたけど、いまは一スペースに四人集まる形だ。だって家族会議中だからね。
家を追い出されちゃったし、しばらくネットカフェ難民やって耐え忍ぶしかない……と、いうことになった。
でも僕は、不動産屋さんにかけあって、なるべく早く、次の部屋を探すつもりだ。
まさかネットカフェで夜を明かすことになるとは……大人な僕やマリア、自己責任なソフィはまだしも、ちっちゃいアーシャにはつらそうだな……これは、早く見つけてこないと。
「……ふぅ。ソフィ、これに懲りたら本当に反省してね?」
まったく、ソフィ今回はやらかしたな。ぐすぐすっ、としゃくりあげている。反省はしてるみたいだし、今回は赦してあげ――
「ってぇ、謝る訳ないでしょっ! 私は悪くないもの! ぜんぶっ、あいつらが悪いのよ、あいつら! 私はムカついたから追い返しただけ。なにか悪い!?」
キッとするどい視線でにらみつけてくるソフィ。
あ、あれ〜〜……? やっぱり、反省してない……?
「私さきに寝るわ!」とか言って、自分一人だけ、とっとともう一つのスペースへ帰ろうとする。
こ、こいつ……! いつも通りとはいえ、生意気だなぁ……。
別に態度がよくないだけならいいけど、みんなに迷惑かけておいてこんな態度はさすがにダメじゃないか? 兄として、ちゃんとけじめをつけさせないと。
「ふふふっ」
僕はにやりと笑った。そして、マリアとアーシャに目配せする。
「な、なにその笑い? 気持ち悪――きゃっ、何!? 姉さん、アーシャ、何をっ……!」
「ソフィちゃん、悪く思わないでねっ」
「でねっ♪」
「離しなさいよーっ!」