この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ただ愛されたかっただけなのに
第23章 手紙
彼に会って帰る時、私はいつも手紙を残す。
メールやLINEじゃなくて直筆の手紙。

最初は重いかなと思った。
引かれるかなと。

予想に反して、彼は喜んでくれた。
文字にはその人の温かさが出るからと。
私の文字が好きだと言った。

もちろん、帰ってから着いたよのLINEはする。
だけど、その時の思いを文字で彼に置いてくる。
私を愛したことを忘れないでと。

バレンタインに選んだチョコレート。
そこに添えた手紙。
彼はそれを彼の日記にアップしてくれた。

私と付き合っていることは誰にも言えないこと。
それは仕方ない。
けれどそこにお互い過ごした時間を載せてくれたことが何より嬉しかった。
/245ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ