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ただ愛されたかっただけなのに
第23章 手紙
彼に会って帰る時、私はいつも手紙を残す。
メールやLINEじゃなくて直筆の手紙。
最初は重いかなと思った。
引かれるかなと。
予想に反して、彼は喜んでくれた。
文字にはその人の温かさが出るからと。
私の文字が好きだと言った。
もちろん、帰ってから着いたよのLINEはする。
だけど、その時の思いを文字で彼に置いてくる。
私を愛したことを忘れないでと。
バレンタインに選んだチョコレート。
そこに添えた手紙。
彼はそれを彼の日記にアップしてくれた。
私と付き合っていることは誰にも言えないこと。
それは仕方ない。
けれどそこにお互い過ごした時間を載せてくれたことが何より嬉しかった。
メールやLINEじゃなくて直筆の手紙。
最初は重いかなと思った。
引かれるかなと。
予想に反して、彼は喜んでくれた。
文字にはその人の温かさが出るからと。
私の文字が好きだと言った。
もちろん、帰ってから着いたよのLINEはする。
だけど、その時の思いを文字で彼に置いてくる。
私を愛したことを忘れないでと。
バレンタインに選んだチョコレート。
そこに添えた手紙。
彼はそれを彼の日記にアップしてくれた。
私と付き合っていることは誰にも言えないこと。
それは仕方ない。
けれどそこにお互い過ごした時間を載せてくれたことが何より嬉しかった。