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ただ愛されたかっただけなのに
第5章 好きにならないはずだったのに
次の約束なんかないまま英くんと別れ、それぞれの地元に帰った。
一度だけのはずだった。
気持なんか持たない約束だった。

なのに…

抱かれたらやっぱり気持ちが入る。
女だからなのか。
彼はどうだったのだろう。

帰りの車の中、彼とずっとLINEをしてた。
夫が運転している隣で。
罪悪感なんかなかった。

昨夜のことを思い出すと体が熱くなる。
体が彼のことを覚えている。

彼に熱く大きなモノに突き上げられ声を我慢することが出来なかった。
私の中は彼に満たされ、奥にあるGスポットを突き上げられ潮を噴きそうになるのを我慢した。
それを思い出すと体が反応して濡れてきた。
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