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ただ愛されたかっただけなのに
第11章 電話での調教
ね、見て…
感じてる私を、感じてるところを。

中から透明な液体が溢れてきた。
ヒクってしたのがわかる。

「どうや?」

「触りたい…」

「どこを触りたい?」

「どこって……クリ…」

「いいよ、触って。
 俺が触ってると思って、この間触ったのを思い出して同じように触って」

彼がどう私を愛したのか?
夢中だったからあまり覚えていない。
されるがままだったから。

だけど、多分、彼はクリの包皮を上に引っ張って剥きだされたツヤツヤに固くなったところを弾いた。
爪の先で。
少し痛いような、それが甘い痛みに変わる。
潤ったところから透明な液体をすくいそれを潤滑油代わりにして転がす。
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