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輪廻
第2章 2XXX年4月1日
親父が御幸に言ってたが、安価なヘッドギア式のバーチャル機器はヘルメットの内部から電波信号を送るのだが、揺さぶり効果で脳が傷つきやすく、さらに能動的刺激で常習性がある。

薬物中毒的な常習性、抜け出せなくなり廃人になることがあるのだ。

そして病院『ドクター』という機関に預けられて、親父のいう通り生体エネルギーとして活用される『治療』が行われるのだ。


あっ、意識を遠のかせている間に、親父が激しく腰を振っていた。

御幸も嫌がりながらも感じているようだった。

気を削がれたおかげで暴発は免れた俺は自身をホルダーに装着して準備した。

装置するだけでかなりクルのだが、何とか堪える。

そして画面に集中した。

御幸のナカがさっきよりかなり狭くなっていて、締め付けてくる。

さらに装着したホルダーが、俺の脳波とモノの状態を分析して無理なく射精に導こうと内部のシリコンジェルの形を変えてくる。

これだけでも十分イケるオナホルダーと呼ばれる代物なわけで、いつイッテもおかしくない状況ではあるが、まだイキたくないと願えばセーブもしてくれる。
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