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輪廻
第3章 4月2日
御幸が達して、バタンと後ろに倒れた。

ゲーム内映像ではリョウに受け止められていたが、現実の御幸は支えるものもなくベッドに背面ダイブした。

その事実に驚いた御幸がブルブル震えている。

『heaven』の効果が切れるまで、あと30分…
早く辞めたほうがいい。

ところが、願いが叶う訳はなく、御幸は残るルイを呼びつける。

体力を消耗したからか、正常位でおとなしめにsexしていた。

それでもヘッドギアが脳に作用して、直接、性感神経を刺激するのと同じ電気信号をヘルメット内部から頭全体に流すのだから、十分なはずだ。

だが、御幸は飽きたらず、リュウとリョウまで呼びつけて乱交する。

ゲーム設定内に複数プレイまで盛り込まれていることに驚いたが、
御幸は無茶苦茶になりながら、『もっともっと』と叫び続けた。
何度も達しているのに満たされていないようだった。

とうとう最後の15分はベッドに横たわったままで、
『バイオスティック』(女性用の自慰マシン)を挿入し、バーチャルゲームを辞めて、『オーガズムを体感できる性感の触覚』を直接ヘッドギアにオーダーした。

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