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輪廻
第3章 4月2日
感電が終わって脱力する御幸。

ちょうど10時、『heaven』の効果は切れたはずだ。あとは御幸が満足して、ヘッドギアとバイオスティックを外せば終わる。

肩まで上下させて御幸は荒い呼吸が続く。

んぁ…あぁああん…また来るっ…悠都ぉ…もっと、強いのを…ちょうだいぃ…

御幸が俺にねだる。俺が観ていることを知っているのか不安になる。

知る訳がない、知られてはいけない。
俺が観察者で、御幸は対象の妻であり、俺の管理対象範囲内なのだから…

あぁ、イクイクっ…いっぐぅう…

御幸が着ていた服を脱ぎ始める。寝そべったままで…

起き上がってヘッドギアやバイオスティックを一回外すという思考はないらしい。

前あきブラウスのボタンを開けて、キャミソールとブラジャーを一緒に捲りあげる。
豊満な乳房が溢れ出した。

同様にしてスカートとショーツも脱ぎ捨てる。
それらもバイオスティックの電線部分に通ったままだった。

汗をかいて全身震えている御幸が、自分で乳房を揉み、クリを弄り出す。

獣のように喘ぎながら欲を貪っていた。

あっあっ…いっぐぅうぅ…

尋常でないほど仰け反って、打ち付けられるようにベッドに落ちた。
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