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輪廻
第3章 4月2日
プシャァァァ…

弛緩と同時に潮を噴いた。
口端からは唾液を垂らしたままで唇もだらしなく開いたままだ。

heavenが体内から排出されたのか濃い銀色に光った唾液だった。


あはっ…あへぇ…もっと、もっどぉおっ…

終わったと思ったが御幸は壊れたように欲を求める。

ああ、廃人になってしまうよ。御幸、もうやめろ。

俺は心の中で叫ぶ。

御幸に届く訳がなく、御幸が唸り始める。

もう生理的な反応だけで、痙攣し引き付けを起こして脱力し、また次の波に呼び戻されて気付いては震え出し…を繰り返していた。


もう止められない、半ば怖いものみたさで画面に釘付けになっていた。

御幸の焦点は定まることなく、黒目が泳ぎ、止まったと思うとカッと瞳孔が開いては弛緩すると繰り返し、
口元は弛んだままでへらへら笑い涎を垂らしていた。

そうなってから1時間ほどで、つんざくような金切り声をあげ、強い硬直が起こる。

画像が止まったかと思うほどの時間であったが、口からブクブクと泡が溢れているので、止まってないとわかる。

ガクン…

ベッドに打ち付けられた御幸の頭がごろんとこちらを向いた。

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