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愛おしい貴方・作品SS集
第13章 ベルリンでの裏事情(契約的・秘書2課)
ドイツに来てからの私のスランプ、それをルークと話していたら‥
先にショーに出ていた悠人が、急に部屋に飛び込んで来た!?
「・・悠人??」
「美波、思っていた事が現実になってしまったようです‥
雲母さんから連絡が来ました、陽菜さんが消えたと‥‥」
「・・・えっ!?」
それは‥‥まさか‥‥
「可能性的に誘拐‥
無階級共の仕業でしょう、彼は今マリエン広場に居ます、一緒に行きますか美波?」
「勿論行きます!
あ、でもショーの方はどうしよう‥」
「・・代役は居ますよ・・目の前に・・」
「・・・あっ・・・」
悠人も私も、見詰めたのは‥‥ルーク‥‥
「・・は!?
もしかして‥‥自分が男性調教の代役を‥‥」
「察しが良いですねルーク、出来ない訳ではないでしょう?」
「・・・ルーク・・・」
滅茶苦茶渋い顔のルーク、そりゃ男性が男性調教は少し嫌だよね。
「・・はぁ、分かりました、やります出来ます壊しても知りません」
「それで良いですよルーク、1人壊したところで変わりは沢山居るんですし‥
さっ、美波行きましょう」
「えっ、はいっ!」
本当に良いのかな‥‥とは思いつつ、私と悠人は地下クラブ近くのマリエン広場へと急いだ。