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愛おしい貴方・作品SS集
第14章 ミュンヘンでの悲劇(契約的・秘書2課)
「これからの‥‥
まだ先の話、だって私達はバラバラだもの、悠人が準備してるように全員集まらないと話にならないよね?」
「ですから、それを含めての布石です‥
日本で安定して調教師をやるんであれば、表は絶対に必要ですからね美波?」
「・・そうね・・
約束だもの、全員で日本に‥‥私達全員の願い」
「と、言いながら、本郷さんや宮野は上手くやっているんでしょう‥
あの2人です、しっかりしていますし」
「くすっ‥
私もしっかりしないと、もっと勉強頑張ります悠人」
「美波は本当に‥‥
いえ、そうですね私も負けないようにしなければ‥
このまま居城に戻りますが良いですか?」
「勿論、今の私達の居場所はそこでしょう悠人」
「そうですね美波の言う通りです」
小鳥遊夫婦と出逢ったのは、運命が導いた悪戯であり、次に会えるかは本当のところは分からない。
だが、私達には私達の目的がある‥
その目的の為に、私と美波はまだドイツに居る事になるだろう。
今はまだ、その時では無いのだから・・・
・・・何時か日本で・・・