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愛おしい貴方・作品SS集
第6章 禁断バトル・絶対見返してやるんだ(禁断背徳)
(作)『うっかりの予定外、73億分の‥って、完全紀永さん視点だったから、本編で語られた葉山VS遠藤の1年バトルがサラッと終わっちゃった‥
という事で、此処で繰り広げて貰いましょう!」
はい召還!!
(葉)「流して下されば良いものを‥」
(遠)「激しく同意‥
それこそ今更です俺も‥‥」
(作)「だから、それそれ!
遠藤さん一人称"俺"時代のお話‥じゃ、どうぞー♪」
祖母が紀永叔父‥いや会長と話を付けて‥
漸く念願叶って、早乙女邸の秘書として働く事が出来るようになった。
勿論、父の意向で俺が早乙女筋なのは一切伏せ、ただの遠藤伊織としての本社入社、そして部署は秘書課早乙女邸。
会長に言われた言葉
『伊織好きな道を進めば良い‥
それが一番伊織の為になる‥‥人の受け売りの言葉だがね・・』
好きな道‥
俺の得意なのは、祖母や父と同じく情報処理関連‥
祖母程の伝手と繋がりは無いが、普通に処理という方向だけなら、学生時代に全国でトップを取っている。
のだが・・・
俺のその自負を木っ端微塵に砕く人が、俺を待ち構えていた。
「第1秘書の葉山裕樹です‥
今日から遠藤伊織、あなたの教育係となります」
「遠藤伊織です‥
宜しくお願いします」
「私の事は葉山さんと呼ぶように、私も遠藤と呼びます‥異論は?」
「ありません‥葉山さん」
何度か見た事はある、会長の第1秘書‥
会長の独立時代から、この葉山さんは一緒にやって来た、会長の右腕的立場で実績と信頼も確か。