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第1章 謎のあの人(禁断背徳)

「だ・か・ら・自分は女だって‥
そりゃ、この見た目だから男に見える‥というか見せ掛けてはいるけど、中身は正真正銘の女‥‥ですっ！」



「・・・・・」


という事は‥
私は、高校時代から橘‥橘瑠衣という人物を、根本から勘違いしていた訳で‥‥



「・・・学生服‥男性物でしたよね‥‥」


「あれは‥男性で高校登録しちゃったんでまあ‥
それに女性意識低いし、男やってる方が楽だし‥‥」


「・・１０年以上、気付かなかった私は・・・」



「まあまあ‥
普通気付かないから‥
気付かないように振る舞ってるし、遠藤の感覚で当たり前‥‥って、遠藤ぉーー！？」


あらら‥
完全に遠藤がフリーズしてる‥バラさない方が良かったのかな？


女性だってバラしただけでフリーズ状態‥
じゃ、自分神様ってバラしたら、遠藤どうなるんだろう？



(・・やめとこ・・)


この後、遠藤のフリーズ状態が溶けるまで３０分、それから質問責めにあって・・・


どうして、今更こんな場を設けたんだって、泣ける程言いたかったよ作者！！！






(作)「はいはーい‥
だって、ニュアンス的に匂わせて、最後まで有耶無耶だったから‥
だから、此処で遠藤さんにも、読者様にも教えてあげましょうと思った訳よ」


(瑠)「だからって、真面目な遠藤巻き込んで、手の混んだネタバラしをしなくてもいいじゃない！」


(作)「現代版瑠衣は、過去より口が悪くなってない？
そういう作者も、久々に瑠衣出したから、半分忘れてたけど‥」


(瑠)「だったら出すな！！」



"ゴンッ！！"



(作)「いたた‥頭に拳骨なんて酷い‥
分かったから、ちゃんと幕末に戻すから許してーー」



あの人‥了
(これで良いのだろうか・・)