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愛おしい貴方・作品SS集
第1章 謎のあの人(禁断背徳)
「実家‥うーん一番近い感じかも‥
実家の家業としたら、凄い沢山の部下がいる事になるし‥向こうも自分の仕事を手伝ってくれていて、相変わらずサボりながらも右往左往‥‥
もう直らない癖だし、諦めているけど‥‥」
「橘は‥何処かの社長?
では、相手は社長秘書とかですか??」
とてもそんな感じには見えない‥
変わらず20才で通るような、男性にすれば少々綺麗な容姿。
その裏の行動力は、私が身を持って体験しているが、はっきり言ってしまえば、あの頃のまま。
「そんなのやらせたら、間違い無く居眠りする‥
どっちかと言えば、向こうが行動担当‥普段の自分は動けないから、全部向こう‥いや、総司に任せてる」
「・・・
1つ‥‥総司とは、過去の有名な剣豪の名ですが、男性名ですよね?」
「??
そうだよ、総司は男性‥それが?」
なんと言ったらいいやら‥
まさか橘が‥そっち系だったとは‥‥
女性より男性が好き‥
それも男性と男性‥‥
「いえ‥
人の性癖はそれぞれと思いますので、私は気にしませんが‥‥」
「・・・・・はぁ!?
遠藤‥根本的な勘違いしてない?
自分‥‥これでも女なんだけど・・・」
「・・・は!?」
「・・・・・」
「・・・・・」