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愛おしい貴方・作品SS集
第11章 早乙女邸の裏秘書達2(禁断背徳・契約的束縛)
俺と主催が一番始めに入ったのは資料室‥
また膨大に資料があるもんだ。
「赤ラインをメインに‥
重たい物は本郷に任せても??」
「・・・・大丈夫です」
俺でさえ引く主催の猫被り‥
逆に言えばこれで、数々の人を捕まえて来た、主催の得意技。
いやいや、此処は考えないように仕事に集中しなくては・・・
「くっ‥
確かに重い‥‥」
年単位の資料を少し重ねただけでこの重さ‥
軽く30~40キロ、後数冊が限界か?
「まだ?」
「まだっ!!」
これは耐えて主催が追加の資料を乗せる‥
まだだ、まだ耐えられる範囲。
「・・・
一度置いて来た方が良い、過ぎても効率が悪くなるだけ」
「・・分かりました」
とりあえず1回目‥
それだけで、此処に居る秘書達に驚きの目で見られたが・・
「体力があると思いましたが此処まであるとは‥
100キロくらい、軽く持てるのではありませんか本郷?」
「筋トレが趣味なので葉山さん」
「なるほど‥
資料集めが早く終わりそうでしたら、少々重労働をやって貰うかも知れません、そう櫻澤にも伝えておいて下さい」
言うだけ言って、さっさと行ってしまった‥
葉山裕樹‥何を考えているか読めん。