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愛おしい貴方・作品SS集
第12章 早乙女邸の裏秘書達3(禁断背徳・契約的束縛)



(作)「ラスト3段目!」


(紀)「まだ居たかな?」


(作)「居ます、というより入れられませんでした!(本音)」


(紀)「ああ‥なるほどね、私も含めてどうなるのやら」


(作)「やってみないと分かりませんよ紀永さん‥
ではどうぞ!!」








「10日間も俺無理だよ主催っっ!!」


「気持ちは分かるがな、今出ると厄介だぞ‥
そんなに日本中を追い掛けられたいか宮野?」


10日、10日の辛抱‥
それさえ過ぎれば、中央も撤退する。



「しかし、本当に10日間だろうか?」


「それは確かですよ本郷さん」


仁科がこう言っているんだ、本当に10日間我慢するしか無いだろう。


にしても葉山に遠藤、あの2人には要注意‥
とは言え、教育係という名でこう毎日張り付かれたら逃げようも無いが。



「・・そういえば美波は?
全然話聞かないじゃん!」


「そういえばそうですね‥
確か厨房でしたか‥料理は得意ですから、可もなく不可もなく‥なんでしょう」


確かに聞かんな‥
宿舎も女は別階だし、俺達との接点が無い、どうしているんだか・・・



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