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裸身
第4章 目覚めた女
帰り道-----------------

ランジェリーショップに立ち寄りあれこれと眺めるが、機能性重視の私にとってしっくりしない。

『採寸なさいますか?』

『はい、お願いします。』

『御召し物が良くお似合いですね。』

『ありがとう。実は、会社の女の子に、下着のこと……』

『それは無い!って?』

『そうなの…それでここに来たの。でも、私には良くわからないのよ。』

『今は、勝負下着の他に、見せるランジェリー、魅せるランジェリーなどという使い分けをなさるようですよ。お客様には、魅せるランジェリーがお勧めですね。』




2LDKの分譲マンションの20階にある綾の部屋へ入ると、早速シャワーを浴び、購入したランジェリーを纏う。


『素敵…』

気恥ずかしさはあるが、華やいだ気持ちになっている自分が居る。

ランジェリーをカードで購入なんて初めてだったけど、こんな気持ちになれるなんて、いっぱい選んで良かった!

『やっぱりおしゃれはここからなのかな?』


翌日、心なしか浮かれ気味に出社した。

『課長、おはようございます!』

『おはよう、今日は早いのね?(笑)』

『特別です(笑)わぁ!素敵!課長、とってもいいわあ!』


私のランジェリーチェックのために早く来たのだと理解した。
まあ、褒められて悪い気はしないけど。



今日はジムの日。
たっぷり汗を流し、シャワーの後、化粧を直し、香水を振り、更衣室を出た。

『水野様、お疲れ様でした。これからお約束ですか?』

身なりをきっちり直したものだから、こんな言葉が出たのだろう。
いつもはラフなファッションで薄化粧なのだ。


『えぇ、まあね(笑)』


行く宛てなどないが、あるふりをして、ジムを出た。



せっかくだから、寄り道しようかしら。






バーの扉を開けた。



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